3歳からです。私の母は自身が学生の頃、英語の勉強に大変苦労したようで、子どもにはそんな思いをさせたくないという思いから、私を英語教室に通わせたそうです。小学生低学年までは、ただひたすら、英語のカルタゲーム、聞いたり、歌ったりと、勉強という認識はなかったです。たくさんの習い事をしてましたが​、英語だけは高校生まで続けていました。

文法などはいつから習い始めたの？どうやって話せるようになったの？

 文法は小学3年生から始めました。わからなくて泣きながらやっていたのを今でも覚えています。(笑) 日本の英語教育は文法に重視しすぎていると言いますが、やっぱり文法の知識がないとしっかりと話せるようにはなりません。単語や文法の知識を得る→会話をする→コミュニケーションができる。小学生はその繰り返しでどんどん話せるようになっていきます。だからこそ、幼少期に自然と頭に入ってきた単語達、歌やカードで覚えた知識が役に立ったという感じです。

語学習得だけでなく、人の暖かさ、家族のありがたさ、多文化の中で生きるということ、本当にたくさんのことを学びました。高校生の頃にはすでに文法や会話力はそこそこついていたので、言語の壁というのはあまり感じませんでしたが、とにかく、1日中英語、日本人と話す機会もないという環境で2ヶ月半過ごしました。留学を通じて、多国籍の方達とお友達になったり、ホストファミリーの暖かさに触れたり、そして最後には、留学先の全校生徒の前で英語でスピーチをするなどと、怖いもの知らずになって帰ってきたな、という感覚がありました（笑）
また今になって、１年間留学した方の話を伺ったりしますが、留学は期間よりも、環境と事前準備が全てです。私が留学先にいた時は、自分の中で、日本語を禁止し、1分1秒でも絶対に英語を話す、なるべく英語で考える意識をしていました。